
アメリカを始めとする海外で日本のお菓子「森永ハイチュウ」が絶大な人気を呼んでいるのをご存知でしょうか。ハイチュウと言えば様々な味を楽しめるチューイングソフトキャンディです。そのハイチュウを”あるメジャーリーガー”が試合中に食べた事で全米に広がった話は有名ですよね。
そんな世界的に愛されている「HI-CHEW」の人気フレーバーである「グリーンアップル」が生産終了。あの味をもう食べれないと言う話は本当なんでしょうか?
グリーンアップル味の生産終了
森永製菓より正式に発表があり、ご覧の通りグリーンアップル味は2022年7月をもって生産終了となったようです。個人的には一番好きなフレーバーでした。
上記の「さよなら動画」では、グリーンアップルを人気声優の杉田智和さんが演じており、とてもコミカルで温かいエンディングになっていると思います。生産終了は本当に残念でしかたがありません。
ですが・・・よくよく動画のタイトルを見てみると「ハイチュウスティック」のグリーンアップル味が生産終了で、

ハイチュウアソートでグリーンアップル味が引き続き楽しめるようなんです‼

「ハイチュウスティック」グリーンアップルの後釜としては「うまイチュウ」青りんご味が新発売されますよ。
ハイチュウの歴史

1975年、ハイチュウストロベリーが誕生、当時は箱のパッケージだったようです。大人をターゲットにしていたので「ハイ」をつけ高級感をだしたそうです。1977年、アップル味。1979年オレンジ味を発売。

1986年、スティックパックが登場。箱から7粒入りの形態になり現在の原型となる。食感もソフトになりフルーツ層を囲む構造にリニューアル。1984年のグリコ・森永事件で一時販売を中止していた。

1992年、この年に現行でも大人気のグレープ味が発売される。しかも3粒増量の10粒いりとして新登場したのです。

1996年、3種類の味グリーンアップル・グレープ・ストロベリーを楽しめる、ハイチュウアソートが登場。

2000年、誕生25周年を記念して2粒増量して12粒になってのリニューアル。サイズ感もかなりアップされてますが、値段はそのままの嬉しい限り。

2002年、パッケージを開けるその瞬間までおいしさを守るため、包装方法を見直しリニューアルしました。

2004年、「8」と「12」で「ハイチュウ」とゴロ合わせをして8月12日が「ハイチュウの日」になりました。

2011年、ハイチュウプレミアム登場。こだわりの果汁に食感をさらに大事にし大人向けに発売。

2012年、ハイチュウミニ登場。ひと箱で4種類の味が楽しめます。ぶどう・青りんご・いちご・レモン

2013年、今までの中と外の層が逆転。フルーツの層を外側にしたことで、噛んだ瞬間からフルーツ感アップ。果汁量も2倍のリニューアル。

2015年、ハイチュウ発売から40年の商品が発売。

2020年、ハイチュウ45周年。果実ピューレ2倍、パッケージもリニューアル。

2022年、最新のハイチュウは食べているうちに、だんだん味が変わるようです。
これまでに211種類が発売されています。
海外で大人気のHI-CHEW

2012年レッドソックスに所属していた「田澤純一」投手がメジャーリーグのブルペンに「HI-CHEW」を持ち込み大リーガー達に振舞うと虜になり大流行。自身でスーパーなどで買いこみ用意していたが追いつかず困り果てたすえ、「森永アメリカ」に相談しまとめ買いを熱望。すると森永側からサンプルとして大量の「HI-CHEW」を提供される。そして最終的にはスポンサー契約となり更に全米に広まったのです。
▼田澤投手が「HI-CHEW」秘話をしている貴重な映像がこちら
お別れの挨拶
最後の言葉を是非ご覧ください。