今晩は管理人のkazuです。ある日の事、仕事から帰ると娘が元気に『お帰り』と出迎えてくれ、『お兄ちゃんは?』と聞き返すと、『勉強だよ』との事。彼の部屋を覗くと・・・・・『ウトウト船を漕いでいる』 その瞬間、僕の頭の中に浮かんだのは・勉強中って何故眠たくなるのだろう? ・どうすれば眠気を吹き飛ばせるのだろう?
この疑問を解決したくて僕は、有名塾の理念や有名講師の教えや論文を読み信憑性の高いものをまとめてみましたのでご一読頂き役にたてれば幸いです。

■勉強中に眠たくなる理由3選
<1:疲労、睡眠不足>
やはりそもそもの寝不足が大きな要因だと考えられてます。日中は授業、部活。その後に塾や習い事で帰宅するのは遅く、就寝するのは夜中になる事も多々ある。そんな日々を繰り返していればいくら若いと言えど睡眠負債が増え、机に座るなど落ち着いた環境になると疲労している体が無意識に休息しようとします。
<2:低血糖>
厳密にはブドウ糖不足が原因で眠くなるようです。そもそも糖質が胃腸で体内に吸収されてブドウ糖が出きるのですが、
ブドウ糖は人間の脳のエネルギーとなり人間が生きるうえで必要不可欠なもんです。
ですから体内のブドウ糖が不足してしまうと、脳に送るエネルギーが足りなくなり、脳からの指令で動いている私達の身体はだるさや眠気を感じ、集中力も低下します。
<3:脳への負担>
人間の機能として自身が理解しがたい事や興味を持てない事に直面するとストレスを感じ、脳に強い負担をかけます。
更にストレスにより脳内のホルモンバランスが崩れると脳は活動を弱めていき眠気を引き起こすのです。
本人が勉強しないといけないと意気込んだり、親が勉強しろと言うのは負担になってたんですね。
■眠たくなった時の対策5選
<1:環境を変える>
まずは机から離れてみる事です。見慣れた環境から例えばリビングなどに移動し視界からの変化を促し脳を刺激し目を覚ます。シンプルですが即行えますよね。
<2:エネルギー摂取>
ブドウ糖で脳に栄養をおくり活性化させよう。ブドウ糖を手軽に摂取する方法としてラムネ菓子を食べる事をお勧めします。
何故ならラムネの原材料は90%がブドウ糖だからです、最近では大人向けラムネも商品化されており効果を裏付けていると思います。
<3:酸素を取り込む>
脳に大量の酸素を送り込むことで目が覚めるんです。やり方は至って簡単、一旦息を吐き切ったら苦しくなる迄息を止めるだけです。呼吸を止めた事で脳が酸素を欲し、次に息をした瞬間、真っ先に脳へ酸素が注ぎ込まれる原理から即効性があります。
<4:体を動かす>
その場で屈伸や腕立てなどとにかく体を動かし脳に刺激を送る。長時間椅子に座っていると血流も悪くなり脳の働きが鈍くなりだし、そうなる事で眠気が誘発されやすくなる。眠気を感じたら椅子から立ち上がる事から始めて下さい。
<5:体を冷やす>
冬ならば窓を開け換気と共に冷たい風をいれる。夏ならば脇や首に冷やしたタオルなどを当てる。こういった体温調節をすることで脳が急激に刺激され目が覚めます。

■対策としてしてはダメな事
<1:仮眠を取る>
数分の仮眠がいいとよく聞くのですが、どうしても眠い時は素直に諦めしっかりと寝る方が良いです。海外では当たり前の事として睡眠について学ぶのですが、夕方以降の仮眠はすべきではないのです。
作業療法士の菅原洋平さん曰く、夕方に眠ると成長ホルモンが減り体重増加、肌荒れ、免疫力低下による疲労に繋がり体調不良が起きだすようなんです。
仮眠したとして眠気が消え深夜まで起きていては結局全体の睡眠時間がへり、根本的に睡眠不足のままになり非効率だと考えます。思い切ってしっかり睡眠をとり、早朝の頭が冴えた状態で勉強するほうが効率的だと思います。
脳は睡眠中に反復練習を行っており記憶の定着が高くなります、是非とも日頃からの睡眠を今一度見直していただき睡眠負債を抱え込まないよう最善を尽くしていきましょう。
~おさらい~・眠気の要因としては日頃の睡眠負債の積み重ねが大きい ・眠気とは脳へのエネルギー不足、ストレスからくる負担が強く関係している ・眠気対策としては脳への刺激が有効であり、いかに効率よく体を動かすかがポイント
■最後に親として
子供のうたた寝姿を後ろから見ていると色々な思いがわき微笑ましくなるのものです。
遠い昔ですけど僕にもありました、心と体のバランスがとれず葛藤したものです。
受験生になる頃は思春期にあたり、体の成長過程上とても眠りやすくなる時。
必要以上に無理をして体調を崩せば元も子もないですよね。今時はスマホを持ってて当たりまえになっています、寝る直前までブルーライトをあび脳が興奮し熟睡が出来ていないとも言われています。日頃からできるだけ質の良い睡眠が取れるように親として上記のような知識を伝え応援していきたいと思います。