今晩はkazuです。
皆さんも仕事や日常でもA4用紙にはよくでくわしますよね、けどB4やA3と言われたらすぐにサイズが浮かびますか?
あまり使う機会が無いし答えれないと思います。そこで 今回僕の頭の中に浮かんだの疑問は
・A判 B判の違いは何? ・A3とA4のサイズの違いは?
上記のような疑問って今さら誰かに聞きにくい内容ですよね、
この記事を読み進めていただくと紙のサイズについてよく分かるようになりますので是非、最後までお付き合いください。
これでわかったA判とB判について

この記事を読めばA判/B判の歴史と違いをはっきりと理解できます。
■A判とB判の歴史と違いとは
<白銀比>
AB判ともに白銀比に基づいて設計されている事をご存知でしょうか。
白銀比とは”見る人が美しく感じる”デザイン比率の一つで<1:1.1414(√2)>と表され<ルート長方形>とも呼ばれます。余談ですがアニメの人気キャラド○えもんの横幅:身長、キ○ィちゃんの顔の縦:横幅も白銀比で描かれています。利点として裁断時に無駄なく分割され資源を効率的に利用できる事があげれます。
<A判について>
A判は国際標準化機構(ISO)と日本工業規格(JIS)が一致したサイズで国際基準になっている。ドイツの物理学者オズワルドが19世紀に提案した(ドイツ)規格でしたが現在ではISO国際標準規格として採用されています。
<B判について>
B判は日本工業規格(JIS)が独自に定めており国際標準化機構(ISO)のB判とは一致せず国内基準になっている。
そもそも日本では江戸時代からB判が主流だったんです。幕府の公用(国家が認め使用する) 紙として美濃紙があり現代でも受け継がれておりAB判が混在しているのです。
<A4サイズにつて>
国内でA4サイズの紙を使うこ慣習が生まれたのは1992年で、企業が効率よく行政文書を取り扱うため紙のサイズに関するルールを国会で審議しました。翌年の1993年、厚生労働省から「各省庁で使われるすべての行政文書の規格をA4とする」という通達があり、それ以来A4用紙が基本サイズとして取り扱われてきました。

AB判共にA0,B0を半分にするごとに数字が大きくなりサイズとしては小さくなっていく。
■A判サイズについて
< A1 (594×841mm)>新聞紙の見開きサイズです。
< A2 (420×594mm)>新聞紙を普通に開いたサイズです。
< A3 (297×420mm)>選挙ポスターによくつかわれています。
< A4 (210×297mm)>ノートやコピー用紙の定番サイズです。
< A5 (148×210mm)>教科書、週刊誌(フライデーなど)のサイズです。
< A6 (105×148mm)>有名なのは文庫本サイズです。
< A7 (074×105mm)>ポケットメモ帳によく使われるサイズです。
< A8 (052×074mm)>仏の人気文具ブランド、ロディア社のブロックメモ最小サイズです。
■B判サイズについて
< B1 (728×1030mm)>映画館に貼ってあるポスターサイズです。
< B2 (515×728mm)>グラビアアイドルカレンダーや特典ポスターサイズです。
< B3 (364×515mm)>電車の中吊り広告サイズです。
< B4 (257×364mm)>新聞の折込チラシサイズです。
< B5 (182×257mm)>週刊少年ジャンプなどのサイズです。
< B6 (128×182mm)>転スラなど大判青年誌のサイズです。
< B7 (091×128mm)>パスポートサイズです。
< B8 (091×064mm)>名刺が091mm×055mmで一番近いサイズです。
■おわりに
AB判共に白銀比を使うことで美しいバランス、無駄のない資源効率で構成されており遥か昔から使われてきたサイズです。AB0の半分がAB1になり、AB1の半分がAB2のサイズになる。案外と理屈がわかると凄くシンプルに覚える事が出来るサイズの違いでしたね。