なんの予兆もなく7/21(木)の朝に私が38度の発熱。
これが我が家の家庭内感染の始まりでした。

我が家は2DKの賃貸アパートで4人暮らし、私と家内、子供は高校生と小学生です。完全に部屋を隔離する事は難しく、結果家族全員が感染となりました。もっと知識があれば感染しなかったかもしれません。しかしすべてが初めての体験で体調の悪いなか、対応するのは本当に大変でした。共に頑張ってくれた家族に感謝しています。
- 自宅療養 1日目 7/21(木)
- 自宅療養 2日目 7/22(金)
- 自宅療養 3日目 7/23(土)
- 自宅療養 4日目 7/24(日)
- 自宅療養 5日目 7/25(月)
- 家庭内感染 前半まとめ
- 自宅療養 6日目 7/26(火)
- 自宅療養 7日目 7/27(水)
- 自宅療養 8日目 7/28(木)
- 自宅療養 9日目 7/29(金)
- 自宅療養 10日目 7/30(土)
- 家庭内感染 中盤まとめ
- 自宅療養 11日目 7/31(日)解除日
- 自宅療養 12日目 8/1(月)解除日
- 自宅療養 13日目 8/2(火)
- 自宅療養 14日目 8/3(水)
- 自宅療養 15日目 8/4(木)
- 自宅療養 16日目 8/5(金)
- 自宅療養 17日目 8/6(土)解除日
- 自宅療養 18日目 8/7(日)
- 家庭内感染 後半まとめ
自宅療養 1日目 7/21(木)
感染者父親:早朝発熱38℃ 12:00陽性認定(発熱外来:抗原検査)薬:カロナール
帰宅後は一室に引きこもる。発熱(39℃)で動けず、食事はとれない。保健所へのWEB登録を行う。OS-1で一晩を過ごす。
対応:家族全員、室内マスク。部屋の扉開閉時(トイレなど)は3人が他の部屋に移動後、私と会わない状態で移動を行う。部屋の移動時に触れた箇所は消毒。小窓を開けたまま冷房。以上継続
自宅療養 2日目 7/22(金)
感染者父親:発熱39℃ 12時に保健所より連絡、症状の確認後、酸素濃度計測機の配送と後日からの電話ガイダンスによる健康監査の確認を行った。この時ホテル療養の予約をする。夕方家内が喉の痛みを訴えだす。
対応:食事は一人づつ順番に食べる。私は部屋で紙皿、紙コップを使用。配膳は家内が行う。水分ようの保冷BOXはかなり重宝しました。洗濯は朝に感染者と以外に分けて行う。以上継続

自宅療養 3日目 7/23(土)
感染者父親:昨夜は41℃だったが今朝は37℃迄下がった。食事はゼリーのみ。倦怠感と背中の痛みが強い。5分程度たっていたら限界。14時ごろに酸素濃度計測機が到着、返却は着払いで助かります。
家内が発熱37℃と喉の痛みで内科を受診。検査結果は月曜日になる。
対応:子供の食事を作るさいビニール手袋着用。食器は毎晩ハイター消毒。以上継続
自宅療養 4日目 7/24(日)
感染者父親:熱は36℃台まで下がる。食事を少量だが取れだした。倦怠感はあるがおきれない程ではない。シャワーを行う。食べた事で下痢症状が出だした。私の症状としては三日間の高熱、倦怠感で落ち着きだした。家内も感染しホテル療養をキャンセルする事に。もし家内の症状が悪化すれば子供達の面倒をみれなくなる。更にホテル療養は一度入所すると期間迄出れないようです。
18時病院より連絡家内が感染、陽性(PCR検査)認定
対応:就寝時は家内と私が同室。子供達で同室とした。以上継続
自宅療養 5日目 7/25(月)
感染者父親:熱36℃台、喉の痛みが出だした。倦怠感は継続、動くと汗が噴き出す。
感染者母親:発熱37℃、喉の痛み、味覚障害。
子供達の退屈しのぎに注文したパズルが結構、役にたってくれました。

家庭内感染 前半まとめ
家庭内感染を恐れて動くたびにトイレや風呂の消毒を行った、暑い時期だが冷房をかけたままの換気、体調の悪い状態ではかなりのストレスになるので、症状が辛い方は早めにホテル療養に移行する事をお勧めします。
病状としては家内と僕でもかなり違うように個人差が激しくあると思われます。共通するのは三日間は高熱がでることで、その後の症状はどうなるか全くわかりません。ただ軽症ではないです。体の芯が弱った感じで倦怠感がつねにありました。
保健所への感染者登録は全員がWEB登録だが、その後の保健所とのやりとりには違いがでる。基礎疾患・肥満・高血圧がある方には直接電話が掛かってきて詳細なやり取りがおこなわれる。ホテル療養、酸素濃度機器の貸し出し、自宅療養解除日の確認など。私は心疾患があるので直接電話があったが、家内は重症化に該当する項目がなくすべてインターネッ上でのやりとりとなった。


自宅療養 6日目 7/26(火)
感染者父親:熱は36.5℃ 症状としては倦怠感ぐらいで、酸素濃度も97%かなり体調が楽になった。
感染者母親:熱は36℃台まで下がる。味覚障害は引き続きあるようだ。咳が酷く喉も痛む。
高校生の息子が夜21時ごろ発熱38℃。
この時が一番大変だった。幸い私が回復の兆しもあり一番抗原が少ないであろうと同室にし、家内が息子の看病にあたってくれた。
自宅療養 7日目 7/27(水)
感染者父親:晩に突然37.8℃ 酸素濃度94%までさがりかなり息苦しくなる。
感染者母親:熱は36.5℃ 変わらず味覚障害と咳が酷い
感染者長男:夕方にPCR検査で陽性確認 発熱が酷く40℃
自宅療養 8日目 7/28(木)
感染者父親:保健所に電話し診察手配をして貰う。酸素濃度94% 熱36.7℃ 息苦しさが続くため。
感染者母親:熱は36.5℃ 変わらず口の中に苦みがあり味覚障害あり。
感染者長男:熱39℃ 食欲なし味覚あり。
昼過ぎに診察してもらえ、レントゲン撮影したが肺炎ではない。仮の診察室で数人同室にいたが皆同じ内容でい息苦しさを訴えていた。咳止めだけ頂き帰宅。医療関係者、保健所の方々には感謝の気持で一杯でした。
自宅療養 9日目 7/29(金)
感染者父親:熱36.4℃ 酸素濃度97% 息苦しさは収まり鼻づまりがでだした。
感染者母親:熱36.5℃ 咳が治まりだしたが味覚は戻っていない。
感染者長男:熱36.7℃ 食事をしたが嘔吐、下痢。
長女が夕方発熱、小児科で抗原検査により陽性確認。小児科の先生いわく、現状PCR検査キットが不足状態らしい。
そして子供の症状として、熱が3日程度、続いて喉の痛みが出だし最後に下痢になる。下痢になりだすと全身に回ったコロナウイルスが排泄され回復にむかうようです。
自宅療養 10日目 7/30(土)
感染者父親:熱36.4℃ 喉の痛みと痰が絡みだす。あと異常な睡眠欲求に襲われる
感染者母親:熱36.4℃ 咳、喉の痛み味覚が戻りだした。甘さが分かるようです。
感染者長男:熱36.5℃ 咳が酷く、食欲は通常の半分程度。下痢。
感染者長女:熱39.5℃ 頭痛、食欲がない。
私は十日が過ぎる週明けから療養期間、解除となるのですが、会社規定で同居人に感染者がいる場合、その解除日に合わせて出社停止となっているので当面、自宅待機が続きます。
家庭内感染 中盤まとめ
自宅に閉じこもり10日間の時間が過ぎ正直な感想は、過酷過ぎる。私は感染し体調が悪く数日は寝込んでいたのでまだしも、子供たちは最初の5日間は健康なのに外にも出れず。結局感染させてしまったので更に監禁生活が長くなってしまった。幸い夏休みだったので授業の遅れなどはないが、恐らくトータルで2週間(14日)は外出はできない。外出できないことがこれほど過酷だとは知らなかった。ストレス発散に腕立てなど軽い運動、後は会話も大事だと感じた。
自宅療養 11日目 7/31(日)解除日
感染者父親:熱36.4℃ 酸素濃度97% 咳も落ち着き 療養解除となる。
感染者母親:熱36.4℃ 咳がほぼおさまり、口腔内の苦みが消え味覚がほぼ戻る
感染者長男:熱36.5℃ 咳がいまだ残っているが食欲もほぼ戻り、回復されている。
感染者長女:熱39.4℃ 酷い頭痛に襲われている。食事はゼリー、アイスクリーム、素麺
自宅療養 12日目 8/1(月)解除日
感染者母親:熱36.4℃ 味覚障害、咳共に治まり 療養解除日となる。
感染者長男:熱36.5℃ 咳が続いている。
感染者長女:熱38.8℃ 頭痛は治まる 嘔吐、下痢。夕方から36.4℃で症状が嘘のように落ち着く。
子供たちは最初の三日間がかなり過酷な日々となり、三日間の高熱が治まると体外にウイルスを排除しようとしてるのか酷い嘔吐、下痢になった。インフルエンザより高熱だったので見ていてとても辛かったですね。後は後遺症が無い事を願うばかりです。
自宅療養 13日目 8/2(火)
感染者長男:熱36.5℃ 咳がだいぶ落ち着きだしたが、動くと咳き込む。
感染者長女:熱37.1℃ 五日目を迎えるが朝から発熱、咳が出だし夕方になると一時的に熱が下がる。
私は解除日を迎えたが会社規定委で子供達の解除日までは出勤停止、体を動かしていないのでスクワットをするも20回程度で息が上がる。背中が筋肉痛のように痛む。自宅療養では運動不足解消も課題の一つに上がると思います。
自宅療養 14日目 8/3(水)
感染者長男:熱36.4℃ 咳が今日も残っている。
感染者長女:熱38.1℃ 昼からは36.4℃まで下がる。咳と下痢、フルーツは食べやすいようだ。
解除日から3日過ぎた私は心拍数が100台と高めな事と咳が気になっているがだいぶ体が動くようになりだした。
自宅療養 15日目 8/4(木)
感染者長男:熱36.5℃ 運動すると咳がでる、部活は当面心配だ。
感染者長女:熱36.2℃ 昨夜から熱が下がった。食欲も出て白米が食べれた。
長男は明日から療養解除となるが用心して今週は部活、塾は休んでもらう事にした。長女はやっと動けだし宿題もできだした。末/娘が弱っているととても悲しくなるが、これで一安心だと思う。
娘が弱っているととても悲/しくなるが、これで一安心だと思う。
自宅療養 16日目 8/5(金)
感染者長男:熱36.5℃ 今夜何もなければ明日は解除日
感染者長女:熱36.2℃ やっと平熱、しかし食欲がいまいち無いようです。
自宅療養 17日目 8/6(土)解除日
感染者長女:熱36.4℃ 平熱、もう大丈夫のようだ。しかし食欲がいつもの半分が続いてる。
本日より長男は解除となり外出が出来る、運動不足の解消のため近所を自転車で10分程度走るが、帰宅するなり座り込んで休憩。若いと言えどかなり体力が落ちているようでした。
自宅療養 18日目 8/7(日)
感染者長女:熱36.4℃ 食欲がまだ戻らない。素麺やアイスなどが食べよいようです。
明日の朝、長女に熱が無ければ家族全員、やっと解除となり通常の生活に戻れます。我が家は幸い重大な後遺症は無さそうで、家族に共通しているのが咳が残っている事と、食欲が日頃の半分程度しかないことが続いています。このまま順調に回復できればよいです。
約2週間の自宅療養、本当につらいです。制限がある日常、微妙な体調不良でなんとも言えない違和感での生活。体力的にも精神的にも疲弊してしまうので二度と感染したくないものです。
朝が来てそれぞれが、向かう場所があり、無事帰宅して家族でご飯を食べる。ほんとに当たり前の生活がおくれる有難みを痛感しました。

家庭内感染 後半まとめ
今回、最大に困ったのは親が先に感染してしまい、子供の感染をどう防ぐかがポイントでしたが、我が家では全員が感染に至りました。やはり一番の問題は誰が食事を用意し食べさすかだと思います。長期にわたり宅配弁当で賄うには限界があるし、幼い子供には無理があるなと体感しました。
家族で共通したことは、三日間は高熱にやられ動けない事です。その間に簡単な食事が保管してあればよいですが栄養補給ゼリーなどは買い置きがなく、ネットスーパーで注文でき本当に助かりました。暑い時期ですしアイスクリームや、カット野菜が特に不足していましたが、玄関前まで持ってきてくれるのは有難かったです。
正直、家庭内感染を防ぐのはかなり難しいと思います。しかし食料の備蓄や紙皿などをふだんから買い置きしておけば、もしもの時に役立つ事は間違いありません。