
コロナに感染し10日間の療養を終えたのですが、家族が感染したので会社規定により療養期間が延びてしまいました。約2週間の自宅待機は本当に過酷で辛い日々でした、誰かの参考になればと日々の体験を記事にしたので良ければご覧ください。
さて、もう一つの会社規定で療養解除後に抗原検査を行い”陰性反応”でないと出社できない事になっているのです。すでに会社から郵送で”抗原検査キット”が届いており、出勤当日の朝に検査をしたのです。結果もちろん”陰性”です。体内にウイルスが無い事を証明でき、これで気兼ねなく出社しやすくなりました。
抗原検査キットとは
そもそも抗原とは何なのでしょうか。答えは、ウイルスや細菌が持つ特有なたんぱく質を抗原とよぶのです。ウイルス(コロナ・インフル)をはじめ、花粉・寄生虫なども該当します。そしてウイルスが持つ特有のたんぱく質(抗原)を検出する事を「抗原検査」とよぶのです。
では、この抗原検査で一体何が分かるのかと言うと一定量のウイルスが体内に存在している事が証明できるのです。詳しく説明しますと一定量のウイルスを100匹とした場合、陽性なら100匹以上が体内に存在している事になります。では体内にウイルスが30匹いた場合はどうでしょうか。答えは陰性なる場合があるようなんです。陰性=ウイルス”0”ではない事があるようで精度に少々なんがあるようです。厳密にいえば、抗原検査で陽性の確定診断できますが、陰性の確定診断に利用することはできないようです。
しかし抗原検査には大きなメリットがあるため広く使用されているのです。そのメリットとは医療専用の機器を使用しない事、誰でも手軽に自分自身で検査出来る事、検査結果が20分程度で確認できる事、が大きなメリットなのです。
抗原検査キットは即時に体内にウイルスがいるのか現時点での感染状況を確認できるキットなのです。
抗原検査キットを使用してみた

①プラ容器に唾液の採取を行いなす。
説明書には唾液採取の前にリラックスし、頬を優しくマッサージ、頬を指で15-30秒間動かす様に記載がありました。

②検体の採取を行います。
スポイトを垂直に持ち、唾液採取容器から唾液を取り出し、3滴の唾液をチューブにいれました。

③チューブに希釈液を入れる
希釈液の先端を部分をねじって取り外し、中にある希釈液をすべてチューブの中に丁寧に移しかえました。

④試験カセットに検体を注入
テストキットを取り出し清潔で平らな場所に設置します。チューブを優しく絞り、検体を検査キットの中に2滴-3滴注入しました。

⑤20分の待ち判定終了
陽性なら2本の線が現れ、陰性なら1本線となります。ご覧の通り1本線で陰性と判定されました。ちなみに線が現れない場合が無効と判断されます。
終わりに
今回、初めて自分自身で抗原検査キットを使用してみましたが、意外と簡単に結果を知る事ができとても便利だと思いました。そして検査し「陰性」だと目に見えることで「安心感」が湧いてきたのも事実です。長い療養生活を終え、いざ外出となると不安がわいてきます、やはり保健所やドクターから完治ですとの通達があるわけではないからです。そういったメンタル面からも確証がもてる検査キットはありがたいものでした。
今回、コロナ感染を体験し一番に思ったのは、これ以上感染者を増やさないよう特効薬の開発を急いでもらいたいという願いです。2022/08/09のニュースではコロナ終息に希望がもてるような記事がありました。どうやら新型コロナウイルスの感染拡大を効果的に阻止する研究の進展があったようなのです。全世界が一つになりパンデミックに終息をもたらして欲しいものです。