
今晩は管理人のKAZUです。今回は一度は登ってみたい名山を取り上げたいとおもいます。本格的な登山経験は全くないのですが、一人になりたい時や気分転換したい時に夜景スポットで有名な六甲山に足を運んだ事はありました。山頂はとても清々しく自分を見つめ直すには良き場所だと毎回思いました。さて名山と呼ばれるには、ただ標高が高い、見た目が美しいだけではだめなようです。日本は古来より山岳信仰が厚く山への思いは深かったので、日本百名山や二百名山など数多くの山々が名を連ねているのです。中でも今回取り上げる、選りすぐりの三大名山には神が宿るともいわれているのです。
日本三大名山~富士山・立山・白山~
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富士山 静岡・山梨県
富士山は静岡県と山梨県に跨る活火山なのです。標高3776.12 メートルの日本最高峰の独立峰(どくりつほう)になります。古代より富士山は山岳信仰の対象とされており”神聖な場所”であるため明治時代までは女人禁制で登山は禁止されていました。富士山頂には浅間大社奥宮(せんげんたいしゃおくみや)がある事はご存知でしょうか、コノハナノサクヤビメを主祭神としており、登山目的の一つとして多くの方が訪れているそうです。富士山は国立公園で国有地とされていますが、八合目から上は富士山頂上浅間大社の所有する奥宮境内地となっているようです。
※富士山の登山シーズンは7月上旬から9月上旬。シーズン以外は登山道やトイレ、宿泊施設が閉鎖されますので初心者には困難になると思われます。
※吉田ルートがメジャー(他に3ルートあり)で五合目から往復14キロの行程になります。上り約6時間、下り約4時間
※山梨県側に富士五湖があります。<本栖湖 もとすこ><精進湖 しょうじこ><西湖 さいこ><河口湖 かわぐちこ><山中湖 やまなかこ>
▼早朝四時に佐藤小屋出発しすり鉢状の山頂目指します
▼神秘的な富士山頂上浅間大社奥宮 になります
富士山頂上浅間大社奥宮の公式HPはこちら
富士山本宮浅間大社の公式HPはこちら
▼富士五湖を軽快に巡ります
▼コノハナノサクヤビメ(火の神)のお話になります
立山 富山県
立山とは北アルプス北部に位置し、雄山(標高3003メートル)、大汝山(標高3015メートル)、富士ノ折立(標高2999メートル)の三つの峰を総称して”立山”と呼んでいます。立山連峰は奈良時代より山岳信仰で崇められており三山の中でも人気がある雄山には、雄山神社(おやまじんじゃ)があり雄山頂上にたてられていますが、本来は三社を合わせて雄山神社となります。(前立社壇と祈願殿は平地、峰本社が山頂)
※峰本社は7月1日〜9月30日の間しか参拝することができません。
※立山のシーズンは7月下旬~8月になります。シーズン外は気温が真冬並みになり初心者には困難になると思われます。
※連峰ではありますが実際は、雄山のみの登山者が多く、室堂山荘から約3.5時間で帰ってこれるようですので初心者や家族づれが多いようです。
※雄山の玄関口になる室堂には宿泊施設もありとても登山者に重宝されているそうです。
▼前立社壇、中宮祈願殿に参拝、なぜか懐かしさを感じ穏やかな気持ちになれました
▼室堂迄の行程に山頂まで奇麗な映像です
▼雄山の山頂に位置する峰本社、とても凄い場所にあります
雄山神社の公式HPはこちら
▼室堂の宿泊で一番人気の”星に一番近いリゾート”ホテル立山の映像です
ホテル立山の公式HPはこちら
▼立山室堂山荘は登山しなくても宿泊してみたい場所です
立山室堂山荘の公式HPはこちら
白山 石川・岐阜県
白山(はくさん)は石川県白山市と岐阜県大野郡白川村にまたがる標高2702メートルの活火山です。最高峰の御前峰(標高2702メートル)、剣ヶ峰(2677メートル)、大汝峰(2684メートル)の”白山三峰”を中心とした周辺の山峰の総称が白山となります。約1億年前は、湖底にありその後時間をかけて盛り上り、幾度もの噴火を繰り返し、現在の姿になったそうです。御前峰山頂には一等三角点と白山比咩神社奥宮がある。白山比咩神社は、平地に本宮、室堂平に祈祷殿、山頂に奥宮なっています。
※白山のシーズンは高山植物を楽しめる7月下旬-8月上旬
※室堂(平)とは 「宿泊所」という意味の「室」と宗教的な施設という「堂」を指し、かつては両方の機能を併せ持つ施設をさしましたが、現在は宿泊施設のみ残されています。
※白山登山で最も登り時間が短いとされる砂防新道ルートは往復で約8時間です。
▼白山比咩神社 全国に約3000ある白山神社の総本社です。
▼砂防新道ルート 祈祷殿 奥宮
▼秋の白山を楽しめます