2度目の心房細動カテーテルアブレーション手術・5泊6日の入院生活(体験談)

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2022年4月、心房細動が再発した。突然の息苦しさに襲われ脈拍をとってみると「バラバラ」だった、通勤中であったが急遽、病院へ車を走らせ主治医のもとへむかいました。結果、心電図でもハッキリと症状が確認でき再発が確定したのです。

それから専門病院へ紹介状を書いてもらい、そこで多数の検査を行い手術が決まったのは2ヶ月先の6月でした。2度目と言えど手術当日までは、もし失敗したらどうしようなど「不安」がよぎったり「今度こそ根治し快適な生活」を過ごせる事を願ったり、複雑な心情で過ごしていました。

結果を言いますと、手術は大成功。そして手術を終えハッキリと言える事は「2度目の手術をして良かった」と言う思いです。何故なら先生いわく、原因箇所が特定でき確実に処置が出来たと言って貰え安心できた事、そして術後の体調が明らかに1度目とは違うのです。それは胸の不快感が全くなく、更には呼吸もしやすく「大丈夫だ」と心の底から感じれたからです。

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入院一日目 6/16(木) 

AM11:00
入院手続きをすませて病室に到着。コロナの影響で付き添いは待合室迄
病室では入院中の規則説明、剃毛チェックが行われた。
※オペでは足の付け根から管を通すので両足ともに剃毛の必要性がある

PM12:00
病院食の始まり。

PM14:00

点滴が始まり行動の範囲に制限が出来る。
キャスターを引いてレントゲン・エコーの検査に向かう。

PM15:30
オペ迄の流れの説明を受ける。

PM18:00

初日の夜食はたまたま「すき焼き」で豪華でした。
最近の病院食は減塩だが
凄くしっかりとした味付けでとても美味しかった。
この食後から絶飲食となります。

PM22:00
消灯時刻。だが24時までグダグダと起きていた。二度目の経験だがやはり家族の事を考えてしまっていた。子供達に会いたいと。

入院二日目 6/17(金)

AM5:30
起床、OS-1を飲んで水分補給。点滴はつけたままなので栄養補給も完璧。

AM8:00
主治医、兼執刀医が挨拶に来てくれました。

AM9:00
いよいよオペ室へ。家内が立会いに来てくれて一目顔をみれて安心。
オペ室迄は車いすで移動し、室内に入るとオペ台には自分で上がり横になるのです。
何十人もの、医療関係者に囲まれ安心感がありました。その中の一人の声がしました
「睡眠薬投入しますよ」この瞬間意識が無くなります。(全身麻酔)

※この間に尿道カテーテル、呼吸確保のために喉に装具装着(意識あればかなり痛いようです)

PM12:30
オペ終了、病室に到着。

PM14:30
意識が戻り状況把握が出来た。
本来4-5時間ようするが、今回は原因箇所が明確で処置が行いやすく3時間程で終わったのです。途中、家内と会話したそうですが記憶にはありません。

出来ればもう少し寝ていたかった、何故なら今回の入院生活の中で一番の難関である安静8時間が始まるからです。鼠径部の傷口が開かないように体を動かすことが出来ないのです。腰が痛くなりかなりの苦行です。

PM20:00
拘束時間終了。共に尿道カテーテルを外して貰う。

※前回はこのカテーテルを外した後、一週間ほど排泄するたびにシミて大変苦労しましたが、今回は翌日には痛みが無くなりました

※カテーテル手術を嫌がる方の理由としてあがる、一つが拘束時間が長い点、もう一つが尿道カテーテルの脱着だと思われます。

PM20:30

オペの成功を祝ったかのように、天ぷらが出てきたのには驚きました。
24時間ぶりの食事だったし、かなり美味しく頂いたのでした。

PM22:00
消灯時間。寝たのは23時回っていました。
執刀医が訪れてくれたのは23時まぎわで、僕の後の方が大変難しい内容でさっき終わり遅くなったと言っておられました。診察して頂きましたが心臓は全く問題ない事と、オペの内容の説明を受け安心して熟睡できたのでした。

入院三日目 6/18(土)

AM6:00
起床と共に体重測定。
その後、看護師さんの巡回で検温、血圧、脈、傷口の確認が行われる。
※足のこうで脈拍を測るのは、鼠径部傷口付近で問題があると血栓ができ脈が取れない仕組みだそうです。

AM8:00  朝食

PM12:00 昼食

PM18:00 夕食

PM20:00 看護師巡回・検温、血圧、脈、傷口の確認が行われる。

PM22:00 消灯時間

※土日は基本病院業務がないので検査もなく、のんびりとした一日となりました。

入院四日目 6/19(日)

AM6:00
起床と共に体重測定。
その後、看護師さんの巡回で検温、血圧、脈、傷口の確認が行われる。

AM8:00  朝食、その後、点滴が外され、僕を繋ぐものは心電図ホルターのみ

PM12:00 昼食 

PM18:00 夕食

PM20:00 看護師巡回・検温、血圧、脈、傷口の確認が行われる。

PM22:00 消灯時間

※今回入院した病院にはコンビニが入っており暇つぶしに雑誌を買ったり、飲料、おやつなども買えたのが幸いでした。

入院五日目 6/20(月)

AM6:00
起床と共に体重測定。
その後、看護師さんの巡回で検温、血圧、脈、傷口の確認が行われる。

AM8:00
朝食。その後に主治医Drが来られて抜糸を行った。
検査を行い問題無ければ明日、退院してよいとの話でした。

PM12:00
昼食。入院患者は基本、午後から検査になります。

PM14:00
検査・心エコー、レントゲン

PM18:00
夕食。その後、主治医より退院許可がありました。

PM20:00
看護師巡回・検温、血圧、脈、傷口の確認が行われる。

PM22:00
消灯時間 病室最後の夜です。

入院六日目 6/21(火)

AM6:00
起床と共に体重測定。
その後、看護師さんの巡回で検温、血圧、脈、傷口の確認が行われる。

AM8:00
朝食。ホルター終了、私服に着替える

AM10:00

事務処理が終わり退院許可がでたので病室を出る
大変お世話になりました。

AM11:00
約17万円の会計を済ませ無事退院となる。

※術後の予定は一か月後に検査となっています。

二度目の手術を終えてみて

無事、心房細動の手術を終え、ほっとする事ができています。リスクはありましたが、それ以上のベネフィット、良き事があります。直ぐではありませんが、薬による弊害を気にしなくて良くなった。経済的にも負荷が減る点はとても望ましい結果だと言えます。

心房細動を抱えている方で二度目を考えていらっしゃるなら、おすすめします。確かに100%の保証はありませんが、かなりの確率で良い方向に好転してくれるとおもいます。今回の体験が誰かの何かの役に立てば幸いです。

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