【実 証】独学でロジスティクスBASIC級は合格できるの?

スポンサーリンク

今晩は管理人のkazuです。

サラリーマンを長くしていると、資格を取らざらるを得ない場面がありませんか?

我が社では来期から昇格する条件として『ビジネスキャリア検定試験 ロジスティクス BASIC級』を取得する事が必須条件となり懸命に固くなりだした頭をフルに使いなんとか合格できました。 その瞬間、僕の頭の中に浮かんだのは
・勉強時間ってどれくらいしたんだろう? ・勉強内容ってどんなだったかな?

世間で言われる中年世代って本当に大変です。自分がその年になりわかりました。
仕事、家族、自分の健康と様々な気苦労がのしかかって来るものなんですね。
誰かの参考になり勉強の負担が少しでも軽減される事を願って
ビジネスキャリア検定試験ロジスティクスBASIC級 合格の僕が解説していきます。

独学でロジスティクスBASIC級合格できるの?

結論から言うと可能です。通信教育などありますが独学でも十分です。

スポンサーリンク

■試験の準備:教材

<テキスト購入>
標準テキストは中央職業能力開発協会公式HPから購入できますが、出版及び販売は社会保険研究所です。
テキスト購入の注意点として送料の負担がありますして、
公式の社会保険研究所ですと、ご注文商品の総額が22,000円(税込)以上は無料(サービス)1,100円~22,000円(税込)未満は一律440円(税込)となります。同僚とまとめ買いをするのも対策の一つかと思います。僕は送料無料の楽天ブックスでポイント加算のために注文しました。ちなみにネットショップでは時期によって値段の変動、在庫の有無がおきており試験間近に買うのが得策です。

<過去問題取集>
過去問題は中央職業能力開発協会公式HP最下部、過去の問題例(無料)からダウンロードできます。
HPではなぜか過去2年間分しか取得できないので、GoogleなどでロジスティクスBASIC級過去問と検索して更に過去3年分を取得し合計5年間分を用意します。

過去問先はこちらから
平成30年度  平成29年度  平成28年度  平成27年度  令和元年度

■試験の準備:勉強法

<仕分け>
テキストの目次を見ると分かりますが大きな章がありその中に節として細分化されていますので過去問題を節にそってグループわけしていきます。
テキスト:第1章 第1節 営業運送の種類2頁~8頁
→過去問:令和元年 後期 問題1~問題6
→過去問:平成30年 後期 問題1~問題6

テキスト:第2章 第1節 ロジスティクスの基礎32頁~39頁
→過去問:令和元年 後期 問題13~問題16
→過去問:平成30年 後期 問題13~問題15

IMG_2922_convert_20210321233921.jpg

<作成>
節毎にわけた過去問をまとめ直す。先ほどのグループをワードで新たに打ち直すことで5年分の過去問が節ごとにまとまり覚えやすくなります。

<暗記>
問題文をテキストと照合し理解出来たら、繰り返し問題をこなして暗記をしていく。 ポイント※過去問を中心に反復し、理解しがたい語句が出たら参考書で詳細確認。単純に暗記する方が合格する為だけには効率が良いと思われる。僕が実際に感じたのは参考書を読んでも専門用語が多く理解しにくい。本当に身に着けるなら講師に解説してもらわないと間違った認識をしそうでした。 ※同僚の中でも過去問を2年間分しかしていない人達と、5年間分した人達では正解率が違ったんです。前者はだたい50点台、後者は65点以上だったんです。参考書を理解するには時間がかかると思うので多数の過去問を解いていく事で合格率はあがるはずです。

<スケジュール>
僕の勉強期間は2ヶ月です。
初めの2週間は問題をまとめるのに平日1時間、土日に2時間程度かけ、本来試験問題は70問ですが、まとめた事で約100問になっていました。後は週末土日に2時間づつ繰り返し覚えていたら2ヶ月後には完璧に暗記できていました。時間に換算すれば42時間です。仕事を終え帰宅後に時間を作るのは大変でした、共働きですので家事の分担をこなせば0時目前です。週末は仕事の時もあり確実には時間を作れない。だからこそ最初に問題をまとめ直した事でやるべき事が明確になり進めやすかったんだと実感しています。

■試験の傾向と対策

<傾向>
問題の傾向としては小さな変更点、条件が足りないが多いです。

例題:小さな変更点
令和元年:問題9
現在、京浜港、阪神港は、国際バルク戦略港湾に指定されている。
現在、京浜港、阪神港は、国際バルク戦略港湾に指定されている。 正解は コンテナ

平成29年:問題3
国際複合輸送を請け負う事業者をメガ・キャリアという。
国際複合輸送を請け負う事業者をメガ・キャリアという。 正解は フレートフォワーダー

例題:条件がたりない
平成30年:問題22
環境対応とは、輸送時に発生する温室効果ガスを削減することである。
正解はガスの削減と梱包資材の廃棄物 となります。

令和元年:問題43
積数とは、繰越在庫+10日在庫+20日在庫の合計である。
正解は、 繰越在庫+10日在庫+20日在庫+入庫量 となります。

<対策>
基本的には素直な問題構成になっていると思いますが、上記のような注意箇所を試験当日にこの問題は覚えてるなと、流し読みせず確実に読み取ってケアレスミスをしないよう心掛けましょう。

■試験から合格発表まで


試験前   :一週間前にハガキで受験番号、会場の通知が届く

試験当日  :試験の時間は60分、開始30から終了10分前までは退出可能

試験二日後 :公式HPで回答を掲示、自己採点可能  出題数<70問>のうち7割<約50問>正解で合格

試験一か月後:公式HPにて合格発表掲示、順次、合格通知発送

■まとめ

毎年、試験問題が変更されていますが、おおよそ6問前後ですので基本は過去5年分の問題が頭に入っていれば問題ないはすです。繰り返しになりますが、過去問をまとめ直しそれを繰り返すことでしっかり覚えこんでいく。
とてもシンプルですが確実な方法だと思います。それぞれの環境にあった最適な方法があると思いますが、基本は時間、費用といった事の負担が少ない状況で行えるのが望ましいと思います。これから試験を受ける方の負担が少しでも軽減できたら幸いです。 

タイトルとURLをコピーしました